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鍼灸の「なぜ、なに、どうして?」について
つぼ次郎と骨格太郎が詳しくお答えします。

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​鍼をすると筋肉が緩むのはなぜ?

骨格太郎「つぼ次郎よ、鍼を刺すと筋肉が緩むのはなぜなんだ?」

つぼ次郎「ほほう、それはいい質問じゃな!鍼がツボや筋肉に刺激を与えることで、神経が反応し、血流が良くなるのじゃ!」

骨格太郎「ふむふむ、血流が良くなると何が起こるんだ?」

​つぼ次郎「筋肉に酸素や栄養が行き渡り、疲れが取れるんじゃ。それに、鍼の刺激で『CGRP』っていう物質が出て、血管が拡がることで血流が増加して、筋肉が柔らかくなり自然とリラックスするんじゃよ!』

​鍼をすると痛みが軽減するのはなぜ?

骨格太郎「つぼ次郎よ、鍼をすると痛みが軽減するのはなぜなんじゃ!」

つぼ次郎「ほほう、それはええ質問じゃ!鍼を刺すことで、体の『痛みを抑える仕組み』が働くんじゃよ!」

骨格太郎「ほうほう、その仕組みとは?」

つぼ次郎「まず、鍼の刺激によって『エンドルフィン』という脳内の鎮痛物質が分泌されるんじゃ。これは、体が痛みを感じにくくする働きを持っておる」

骨格太郎「なるほどな!それだけで痛みが減るのか?」

つぼ次郎「いやいや、それだけじゃないぞ!鍼の刺激で血流が良くなることで、痛みの原因となる『発痛物質』が流されるんじゃ。これによって、痛みが和らぐんじゃよ!」

骨格太郎「つまり、鍼は痛みを感じにくくするだけでなく、痛みの原因そのものを減らす効果もあるってことか!」

​つぼ次郎「その通りじゃ!さらに、自律神経のバランスを整えることで、慢性的な痛みの軽減をはかれるんじゃ!」

​東洋医学とは?

骨格太郎「つぼ次郎よ、東洋医学ってよく『経験の医学』って言われるけど、一体どういうことなんだ?」​

つぼ次郎「簡単に言えば、昔の人たちが何千年もかけて積み上げた実践の知恵から生まれた医学ってことさ!」

骨格太郎「ふむ…つまり科学的な実験じゃなくて、治療してみて『これは効く!』ってわかったことが積み重なってきたことか?」

つぼ次郎「そのとおり!たとえば、ツボを押すことで体の調子が良くなるっていうのも、実際に試して『効いたぞ!』っていう経験が積み重なってきた結果なんだ。」

骨格太郎「でも、それだけじゃ信憑性がなさそうだな…」

つぼ次郎「そこが東洋医学のすごいところさ!経験をただの思いつきで終わらせずに、法則としてまとめて体系化しているんだよ。陰陽や五行の理論なんかは、長年の経験を整理して作られたものだ。」

骨格太郎「なるほど…だから東洋医学では『気』や『血』の巡りを整えることが大事なんだな?」

​つぼ次郎「そうそう!そのバランスを整えることで、未病を防ぎ、元気に過ごせるようになる。先人たちの知恵と経験の結晶、それが東洋医学なんだよ!」

​骨格太郎「うーむ、なんだか奥が深いな…つぼ次郎、もうちょっと詳しく教えてくれ!」

​陰陽と五行とは?

骨格太郎「つぼ次郎よ、東洋医学の『陰陽』ってよく聞くけど、一体何のことだ?」

つぼ次郎「おぉ、いい質問だな!陰陽ってのは、世界のあらゆるものを2つの性質に分ける考え方だよ。例えば、昼と夜、動と静、熱いと冷たい…こういう対になるものがすべて陰陽なんだ。」

骨格太郎「なるほど…つまり体の中にも陰陽があるってことか?」

つぼ次郎「その通り!例えば、活動的でエネルギッシュな状態は陽、休息して落ち着いてる状態は陰。これがバランスを取れていれば健康だけど、どちらかに偏ると体調を崩しちゃうんだ。」

骨格太郎「じゃあ、暑がりでいつも汗をかいてるオレは陽が強すぎるってことか?」

つぼ次郎「そうかもしれんな!陽が強すぎると熱がこもりやすいから、涼しい食べ物を摂ったり、陰を補うような生活を意識するといいぞ。」

骨格太郎「陰陽はなんとなく分かったけど、五行っていうのもあるんだろ?なんか難しそうだな…」

つぼ次郎「五行は、世界を『木・火・土・金・水』の5つの要素に分けて、それぞれが関係し合っている考え方だ。」

骨格太郎「おぉ、自然の要素か!でも、それがどうやって体と関係するんだ?」

つぼ次郎「例えば、『木』は成長する力を持つから、体では『肝』と関係があるし、『火』は熱くてエネルギッシュだから『心』に対応しているんだ。」

骨格太郎「それぞれの臓器に属性があるってことか…面白いな!」

つぼ次郎「そうさ!しかも、五行には『生み出す関係』と『制御する関係』があって、例えば木が燃えて火になり、火が燃え尽きて土になる…こんな具合に体の中でも影響し合ってるんだよ。」

骨格太郎「つまり、五行が乱れると体調が崩れるってわけか…東洋医学って奥が深いな!」

​つぼ次郎「だからこそ、お前の骨格もしっかりバランスを取ることが大事なんだ!」

​東洋医学での『気』とはなに?

​骨格太郎「つぼ次郎よ!東洋医学では『気』っていうのが体を巡るって聞いたけど、それってどういうことなんだ?」

つぼ次郎「いい質問だな!気は生命のエネルギーみたいなもので、体のすみずみまで流れているんだ。でも、ただバラバラに動いてるわけじゃなくて、ちゃんと決まった道があるんだぜ。」

骨格太郎「ほほう…それが『経絡』ってやつか?」

つぼ次郎「その通り!経絡は気の通りだ。血管が血を運ぶのと同じように、経絡は気を運ぶんだ。経絡がスムーズに流れていれば、元気に動けるし、調子もいい。」

骨格太郎「じゃあ、経絡が詰まちゃったらどうなるんだ?」

つぼ次郎「気の流れが悪くなると、コリや痛みが出たり、疲れが取れにくくなったりする。まるで道路が渋滞しているみたいなもんだな。」

骨格太郎「なるほど、体の中にも渋滞が起こるのか…そうなると、どうやって解消するんだ?」

つぼ次郎「そこで鍼灸お出番だ!ツボを刺激して気の流れを整えることで渋滞を解消するんだよ。」

骨格太郎「ツボは経絡の交差点みたいなものか!」

つぼ次郎「まさにそのイメージだな!だから、適切なツボを刺激すると、気の流れがスムーズになって体調がよくなるんだ。」

骨格太郎「オレの骨格もしっかり気が流れるように調整すれば、もっと動きやすくなるってことか!」

​つぼ次郎「そうさ!経絡の流れを整えて、気の巡りを良くすれば、健康になれるってわけだ。」

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